第78番 解答
 2五銀 1三玉 5七馬 1二玉 2二と 同玉
 4二龍 3二桂合 3四桂 同角 1四桂 2三玉
 2四馬 同桂 2二龍  まで15手詰

 龍の王手に桂合をさせ、その桂を動かしてまとめる、というところから逆算しました。
 全体を1段下げるような案も考えましたが、駒数が増えすぎて、
 駒数を考えると、この図のようにしかなりませんでした。
 4二桂をポロっと取る手が不満ですが、桂が持駒だと余詰が消えず。
 解く方からすると、追い手順で易しすぎるかと思いますが、
 詰上がり図が小さくまとまり、小文字のエフ(f)に見えなくもない(?)

 4二桂配置から、3四龍、同桂、3一馬の筋など、考えすぎてもらえればありがたい。

 変化 2手目1五玉は、4八馬、2六合、2七桂まで。
 4手目2四歩合は、同銀、1二玉、1三歩以下。2四桂合は、同銀、1二玉、1三銀以下。
 10手目1二玉は、2四桂、1三玉、3二桂成、1二玉、2二成桂まで15手駒余り。

 紛れ 3手目2四銀は同玉なら5七馬で簡単に詰みますが、1二玉で詰みません。
 9手目先に1四桂は、同角、3四桂、1二玉(2三玉でも)詰みません。

 初形、馬の位置は、たとえば6四馬などと近づけると余詰があります。

 昨年の「詰パラ」誌「D級順位戦」で昇級した (この作品集だと第64番で) ため、
 本作は「C級順位戦」に発表されましたが、 9作中9位の評価で、降級となりました。

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