第65番 解答
3四金 1四玉 1五歩 同桂 2五馬 同桂
2四金 同玉 3四龍 まで9手詰
5手目(右上参考図から)、2五馬と出るのが、ねらいの手です。
同玉と応じると、2二龍、1四玉、2三龍まで、9手駒余り。
2五馬のところ、3六馬と欲張ると、2五歩合、同馬、同玉、2二龍に、
3六玉と逃げられます。壁を壊さない2五馬が好手です。
初手3五金は、同桂で詰みません。
3手目2三龍は、同歩で以下、打歩詰。
解説・評に「3四金よし」「金が移動した場所に龍が移動して詰み」とあったのは、
「我が意を得たり」でした。この、捨駒でもない平凡な移動手を入れるか迷いましたが、
加えて良かった。初形、手順ともバランス取れたと思います。
「蟄居している龍を世に出す」「還元玉」という解説は、なるほどそういう見方も〜と思いました。
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