第60番 解答
 3一角 同玉 2一桂成 4一玉 3一成桂 同玉
 4二銀 同金 2一龍 同玉 2二銀 まで11手詰

初の「双玉」です。攻方の玉を配置するので、これに2つの意味を持たせようと考えました。
@1二香で1四桂を動けなくして、3手目(7手目も)2二桂成〜3二龍を防ぐ。
A初手から(3手目からも)4一桂成、同玉、4三龍以下。
 5手目から4三龍以下。
 7手目から2二銀、4一玉、4三龍以下。
 この3つは、4二角合の逆王手で詰まない。(参考図は、初手から4一桂成以下の場合)

作意は、この逆王手を避けて、じゃま駒の桂を2一〜3一と、遠回りして捨てます。
3一成桂から4二銀のセットも指しにくいかも。
4二銀を同玉は、4三銀、4一玉、3二龍まで11手駒余り。
(4手目4二玉も同様、4三銀、4一玉、3二龍まで)


6五桂が最後にポツンと残りますが、これは、
4三龍に「4二角合だけが詰まない」、他の応手は詰む、
としたかったので、悩んだ結果、この配置になりました。

6一飛配置は、初手6四角の防ぎと、
6一香だと、3手目2一龍、4二玉、5一龍以下詰むので。


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