第58番 解答
4八角 3五玉 4六銀 同玉 4五飛 同歩 5七馬 まで7手詰
本作は第28番のアレンジ。こちらは初手の角打ちに逃げるのを作意にしました。
両作とも角打ちの位置は限定ですが、意味はちょっと違います。
3手目4六銀と、5手目4五飛の関係。
3手目に4五飛と打てるのにそれでは詰まず、4六銀同玉と玉の位置を変えてから、
やっぱり4五飛と打つ。
この手筋は、自分で解いているときにかなり盲点になるので、好きです。
第30番の初手と3手目。第42番の2手目同玉の変化手順中にも使いました。
変化手順
2手目3七合打は、2五飛打、1六玉、1五飛、2六玉、2五飛左まで7手銀余り。
2手目3七歩成は、2五飛打、1六玉、1五飛、2六玉、3七角まで7手駒余り。
4手目2五玉は、1五飛まで。
紛れ順など。
初手5九角は、作意最終手が詰まない。このため作意初手4八角は限定打。
初手1五角は、3五玉、3四飛、2五玉で詰まない。
3手目、3三飛は4六玉で、3四飛は2五玉で、詰まない。この対比もおもしろいかも。
1七銀配置は、3手目2六銀の防ぎ。
6六歩配置は、3手目3三飛、4六玉、5七馬、4五玉、3四銀、5四玉、4三飛成以下の防ぎ。
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