第52番　解答
2七桂　　同龍　　5五飛　2六玉　　2五飛　同玉　3六金　同龍
2四金打　2六玉　1五銀　同玉　　3七馬　同龍　2五金打　　まで15手詰

原図は、右上参考図の７手詰。
初手2二銀成では詰まず、重ね打ちの2二金がおもしろいと思っていました。
完成図では、2二香があるため重ね打ちの味が薄まりましたが、
この香がないと、１３手目から2五金打同龍同金同玉2四金2六玉2五飛以下余詰となります。

他には、右辺下の角銀の配置に悩みました。
1八角としたので、7手目3六銀は2六玉以下、
2七銀も、3七金1七玉2七金も、同角成で詰みません。

初手の変化に必要な5九飛を、
3手目から転回活用して、玉を２五に誘導させる逆算はうまくいったと思います。
詰上り、金の棒が出現、洒落た形になりました。


変化手順。
２手目同角成は、2四銀、2六玉、3五馬、3七玉、4七金、同玉、5七馬、3六玉、4七金、2五玉、3五馬、1四玉、1三金　まで15手金余り。
２手目2六玉は、3五馬、3七玉、4七金、同玉、3六銀、3七玉、4七金、3八玉、4八金打まで。
４手目2五合は、2四銀、2六玉、2五飛、同玉、3五馬以下。
６手目1七玉は、2八銀、同龍、同馬まで。
１４手目2六合は、1四金打まで。