第44番 解答
5三銀 同飛 3四桂 同銀  3一銀 5一玉
3三馬 同飛 5二金 まで9手詰


三段目の飛、2枚角と玉の位置からわかる通り、
34番、36番と同じ素材から、創りました。

2手目同玉は5四銀で、6四玉、7四金まで (4二玉は4一金まで)。
この変化は、36番にも出てきます。
さらに3四桂、同銀と上部をふさいでおいて、
3一銀と俗に下から打つのが、少し盲点になるでしょうか。

2手目4三玉は、4四銀打、同桂、同銀成、4二玉、5二金まで7手。
4手目4三玉は、4四銀、同桂、3三金まで7手。
6手目4三玉は、4二金まで7手。
8手目6一玉は、7二金まで。

初手、先に3四桂は4三玉で詰みません。


担当酒井博久氏より、
「6三角→6三銀とすれば、6二歩を省ける」と指摘をいただきました。
これは、確かにその通りで、この方が良いと私も思います。
初めに書いた通り2枚角を置いた所から創っていて、
銀に替えるのは全く思いつきませんでした。

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