第42番解答

4
三角 4五玉 7五飛成 3六玉 4七金 同龍

4五龍 同と  2五角成 2七玉 1六馬 3六玉
2七金 同龍  2五馬まで15手詰


 5手目4七金を同龍と取らせて(途中図)、
3枚の利きに 4五龍がねらいの一手です。

対して、同龍は3七金まで。
同玉は、4六金、同と、5四馬、3五玉、2五金まで13手。
この変化のため、初手4三角は限定打になっています。
         (投稿時にこのように書いたため、詰パラの解説も、
          4三角は「8手目の変化のための限定打」とされていますが、
          そもそも初手5二角は、同龍で詰みません。
          投稿時の作者の勘違いによるものです。たいへん失礼しました。)

作意5手目4七金は、龍の利きを5筋からはずす意味。
作意3手目から4六金は、同とで詰みません。

変化手順は、
2手目 同玉は、3三金、同玉、2四金打、2二玉、3一馬、1二玉、1三馬まで。
4手目 5五歩合は、5四角成、4六玉、5五馬引、以下で
   同龍は同馬以下11手。3六玉は3七金以下11手。
6手目 同玉は、3七金まで。

初手 3一飛成は、4五玉、3五龍、同玉(同桂は4六金で詰)、4六金、
3四玉(同龍は1三角で詰)2四金打、4三玉、3四角、3二玉、
2三角生(角成は2一玉で詰まない)、2二玉(2一玉は3三桂で詰)、3四桂、
2一玉(1一玉は1二歩で詰)、6五馬、5四歩()合で打歩詰。
この紛れ筋から第39番が生まれました。

5手目 2七金は、同玉、1六角成、3六玉、2七金、同龍、3五龍、同玉(同桂)、
    2五馬 4五玉で 打歩詰。

7七とと8八とは、初手3一飛成、4五玉(3三合は同龍で詰)、5六金、同龍、同銀、同玉、
5一龍以下余詰の防ぎ。(1枚では無理でした)

詰パラ入選27回  誤1 無4  5-9 4-10 3-6 2-1 1-1  平均3.92 (4位/12作)

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