30番 解答

3三銀 同玉 3二金 2四玉 1五金 同玉 2七桂 1六玉

1七金 2五玉 2六金 1四玉 1五金 1三玉 3一馬 1二玉

2二馬まで17手詰



この簡素配置で、かなり紛れがあり、予想以上の無解者が出ました。

13手目の複合手筋が盲点になったようですが、実は初手は最後に逆算で入れたものです。

1五金捨ての時点で持駒が金桂だけになるので、不利感はあるかと思います。

2二玉が1六まで出て(右上参考図)、自陣に戻るのが、おもしろいかなと。

初形1二玉にして2二金同玉を加えると、完全に還元玉になりますが、余詰が消せませんでした。


2
手目1三玉は、1二金、同玉(1四玉は1三金打以下)

2
二金、1三玉、2三金、同玉、2四金、1二玉、1三歩、2一玉、4三馬、1一玉、2三桂まで15手。

4手目同玉は、4三金、2二玉、3一馬以下。

8手目2四玉(2五玉も)は、3五馬以下。


初手1四桂が、同角成なら3三金以下詰むので正解っぽいですが、1二玉で詰まず、

初手3二金も1二玉で詰みません。

3手目普通に4三金は、作意同様に進んでも、2二に利いていないので、最後が詰みません。

5手目3四金も1四玉(1三玉)で詰みません。

4七角は3手目2五桂等の防ぎです。

詰パラ入選19回  誤7 無26 A33 B30 C5 平均2.41(5位/5作)
平均点は断トツの最下位ですが、無解者も5作中最多の26。
そんなに難しいとも思えないのですが。.
問題図とは別のウインドが開いています。このウインドを閉じると、問題図に戻ります。